第67回 2022年4月から18歳で「成人」改正民法が施行されました!
みなさん、こんばんは!
明治9年以来初めて、およそ140年ぶりに“大人”の定義が変わります。成人年齢を引き下げる改正民法の施行により、今年4月からは18歳で「成人」となりました。
成人年齢の引き下げは明治9年に定められて以来初めてで、この春からは18歳になったら親などの同意を得なくても、クレジットカードやローンなどの契約をすることが可能になります。
他にも、有効期間が10年のパスポートの取得や、日本と外国、両方の国籍を持っている人の国籍選択、公認会計士や司法書士などの資格の取得、それに性同一性障害の人の性別変更の申し立てなども18歳からできるようになります。
一方、飲酒や喫煙、それに競馬や競輪などの4つの公営ギャンブルは、これまでどおり20歳未満は禁止です。
成年に達すると、親の同意がなくても自分で契約ができるようになりますが、未成年者取消権は行使できなくなります。つまり、契約を結ぶかどうかを決めるのも自分なら、その契約に対して責任を負うのも自分自身になります。
法律の知識がないまま、安易に契約を結ぶとトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
そのようなことを防ぐためにも、身近な法律から学んでいきましょう。
マーケティング法務検定(R)は、法律の勉強をしたことがない方でも理解しやすいよう、テキストでは民法の基礎知識から解説しています。
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