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マーケティング事例科目(2.実務ケース問題)
次の各文章の空欄に入る最も適当な語句を下記の語群から選び、その記号を解答欄にマークしなさい。
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成熟期を迎えた今日の市場において、全国一律のマーケティング施策は通用しなくなり、地域特性を考慮したきめ細かな対応が求められる。市場の地域差に着目して地域ごとにマーケティング戦略を策定・実施する手法が(1)である。その具体的な戦略は、マーケティングの4Pを地域特性に対応させて展開する。
(「市場細分化」から出題)
- エリアマーケティング
- ダイレクトマーケティング
- ソーシャルマーケティング
- グローバルマーケティング
- インターネットマーケティング
解答・解説
- 解答:a. エリアマーケティング
- エリアマーケティングは、地域単位を設定することから始めるが、この地域単位の設定は行政区分にとらわれる必要はなく、文化的・経済的特性、交通の状況、ロジスティックスや販売ルートの状況などを考慮して独自に設定してよい。
エリアマーケティングの具体的な戦略は、マーケティングの4P(Product:製品、Price:価格、Place:流通、Promotion:プロモーション)を地域特性に対応させて展開する。
メーカーが設定した最終小売段階における基準価格を(2)という。
(「価格戦略」から出題)
- 希望小売価格
- ポピュラープライス
- 再販売価格
- オープンプライス
- プロパー価格
解答・解説
- 解答:a. 希望小売価格
- メーカーは多くの場合、建値と呼ばれる流通の各段階における基準価格を商品ごとに定めていて、最終小売段階におけるそれがメーカー希望小売価格である。
また、メーカーによる希望小売価格の表示がなく、小売業者が独自に設定する小売価格をオープンプライスという。
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