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ページ: 1 2 3 4 5 6 マーケティング事例科目(1.時事問題)
次の各文章の空欄に入る最も適当な語句を下記の語群から選び、その記号を解答欄にマークしなさい。
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今日のコンビニエンスストアはシステム産業とも呼ばれ、(1)に代表される高度に進んだ情報ネットワークを用いて、従来のマーケティングでは不可能であった単品別購買情報の収集や購買環境の情報などをリアルタイムで集中解析するなど、流通サービス産業独自の新しいマーケティングを展開している。
(「マーケティング・マネジメント」から出題)
DM
POP
QR
SC
POS
解答・解説
解答:e. POS
POS(Point of Sale)は販売時点情報管理と訳され、販売時点で単品別に販売データを把握するものである。このシステムによって蓄積されたデータは、戦略的に大きな意味を持っている。このシステムがマーケティング戦略にとって有用なのは、消費者個人の生の情報をリアルタイムに、ローコストで、大量に入手できる点である。
近年、流通外資の日本進出が相次いでいる。人口が多く所得水準も高い日本は市場としての魅力に富み、アジアへの進出拠点としても適しているという判断によるものである。(2)以降、進出コストが低減したこと、流通業のグローバル化によって商品調達から販売までを世界的な規模でおこなう流通業が増えたことなども、進出に拍車をかけている。
(「流通チャネル戦略」から出題)
オイルショック
バブル崩壊
プラザ合意
湾岸戦争
大規模小売店舗立地法施行
解答・解説
解答:b. バブル崩壊
国際競争力を備えた外資系の流通業を「流通外資」と呼ぶ。バブル経済崩壊(発端は1990年1月の株価大暴落)後の1991年、アメリカのトイザらス(アメリカ:玩具)が日本に進出し、それを契機として大店法の緩和が進み、1992年にキンコーズ(アメリカ:オフィスサービス)、1995年にギャップ(アメリカ:カジュアル衣料)、1997年にオフィス・デポ(アメリカ:オフィス用品)、1999年にプライス・コスコ(アメリカ:ホールセール)、2000年にカルフール(フランス:ハイパーマーケット)など外資系の流通業が相次いで日本に上陸した。
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