第34回 食習慣のイノベーション?
みなさんこんにちは!
最近、イギリスで健康志向の高まりや、食育の普及、メディアなどの影響により、ビーガン人口が増加しているようですね。
ビーガンは、完全菜食主義者といわれ、卵やチーズ、魚などを含む動物由来のものを一切口にしない人のことです。ベジタリアン(菜食主義者)の中でもストイックですよね。
日本でもファーストフード店などで、肉や魚を使用しない野菜だけのサンドイッチを置いている店を見かけるようになりました。お肉のように成形した大豆ミートも存在感がありますね。「畑の肉」とも表現される大豆は、植物性タンパク質を豊富に含み、低脂質・低カロリーで栄養価も高い食材です。
日本経済新聞電子版がツイッターで実施した、日本人の植物由来の肉への意識調査(2020年1月18日~20日、回答数5692)によると、植物由来の肉が「普及する」と見ている人は全体の61%、普及するかどうかに関わらず「食べたい」という人は53%だったそうです。植物由来の肉に対する需要の増加は、食習慣のイノベーションといえるかもしれません。
モスフードサービスでも、国内の食品メーカーと1年半かけて共同開発した植物性100%のハンバーガーを、3月から「モスバーガー」の一部の店舗でテスト販売する予定だそうです。
今年夏に開催予定の東京オリンピックを目前にして、海外から来日する観光客対策としても、ハラルフードとあわせて、ベジタリアンやビーガンを意識した店がまだまだ増えそうですね。
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