第60回 3つの旬

みなさん、こんにちは!

先日、貴重なお話を伺う機会に恵まれました。
食材一つひとつに旬があり、私たちはその時期の味がよく、栄養価の高い、値段も手ごろな食材をいただくことで、旬を感じ、季節の移ろいを楽しみます。
その旬ですが、実は、3つに分類されるというのです。
まず一つ目は「はしり」、二つ目は「さかり」、最後に「なごり」。
「はしり」は、旬の出始めで、味や形も未熟なものが多いことがあるそうです。
「さかり」は、まさに最も栄養価が高く、美味しい時期です。
収穫量が多くなることから価格が安定し、比較的安価で購入することができます。
「なごり」は、旬の終わりかけの時期で、「さかり」と比べて水分が抜け、形も小さなものが増えます。
食材によっては、「なごり」を迎えることで旨みや甘みが増すことがあるそうです。

そう言われてみれば、店頭に並んでいる野菜でも、
旬の始めと終わりで、外観や香りや糖度などに違いがある気がします。
1つの食材で、3種類の旬の変化を楽しめるわけですね。

この気づきを是非、次回の「店頭野菜に関するアンケート調査」の調査票にいかしたいと思います。
集計後の分析結果とその後の売上目標達成に効果が出ることを期待して。
やはり、マーケターには、好奇心と雑学が重要かもしれませんね。

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